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ふわりPさん 6

ドイツとか、ミュンヘンとかそういう話をある程度は情報として伝えようとしてはじめたブログなのだけど、なぜかボカロ。それも、ふわりPさんの4作目「またあした」で止まってしまった。とはいえ、今はじっくりと考えたいので、先に進まないことにした。ふわりPさんの公開されている作品はまだそれほど多くはないから、こんなゆっくりのペースでも大丈夫だと思う。まあ、なにも全部書かなくてはいけないというきまりがあるわけじゃないし、。ほかのPさんには、まだ手をだしていないから、この先どう連載するかは全然わからない。

さて、今日はゲッカヨの楽譜をみながら歌ったり、ピアノ叩いたりしていて気がついたこと。
案外、コードは巡回コードで単純なのだけど、ときどき異分子が混ざり込むから、不思議な曲になっている。それから、繰り返しがおもしろい。

多くの楽曲はたぶん
Aという部分があって、そのAを繰り返す。そのあと、Bという部分がきて、また Aがくる。という 三部形式。
とか、A B A C A B Aのロンドみたいに、Aが何度も来るとか。
AB(提示部)場合によっては繰り返す。 AかBの変調とかバリエーション(展開部) そしてまたAとBからなる(再現部)というソナタ形式。展開部と再現部はほぼ同じというのか、再現なので、A B Aダッシュ なのだと考えることもできる。ただ、主題が2つとか3つ絡み合っているから複雑になる。

こんな古典音楽の形式から発展して多くの歌曲が作られて来ているから、形式は案外昔から単純だったりする。「さび」などと言われる山場があり、その部分はなんども同じような歌詞でリフレーンするので、覚えやすい。たとえばカラオケなんかで、出だしは全然わからなくてうまく歌えなくても、さびのところは全員で大コーラスになったりすることがある。

ところが、この「またあした」ですが、楽譜をよくにらむと、<さび>がないのだ。歌詞の段落をもとに、いちおう私なりに形式を区切ってみた。
A あたたかいスープをのんで
B よぞらにひかる
A いつのまにかさむくなって
B オレンジいろの
C ながいながい
D つないでく 手とてのかず
Bの転調 だんだんとほら 最後らららが挿入されてエンディング

Bあるいは、最後のBの転調が<さび>といえば <さび>なのかもしれないが、どちらかというと、C から D のところが テンポ感もなにからなにまでどんどん進んで行く感じで、この曲の山場に思える。しかも、歌うのが難し箇所。

そんなことが、この曲の歌いにくさとか、大衆受けしないだろうなという部分なのかもしれないと思った。また、コードのこと考えると、いちおう変ホ長調とすると E♭ A♭ B♭ Cm がくりかえして安定しているのだけど、そのあとに、Cm7とかB♭sus4 とかA♭add9 とかいうコジャレタコードが出てくる。
C部分とD部分は、たぶんゲッカヨの譜面間違っていると思う。不思議なコード進行なので、なんとも言えないが。

最近はピアノをギターのように弾くある方の奏法を習い、初見でもコードがあると弾き語りの真似ができるようになった。変ホなんて♭3つもあるので、昔ならひーひーいっていたけど、今はへっちゃら。とはいえ、この曲はそういう意味じゃなくてやはり難しい。変ホからシャープ4つのホ長調変調する前の Dの部分ですでに奇妙なコード展開になっている。最後はBとほぼ同じメロディーだがへ長調になる。その変調するところも上のEから下のCにさがってまたあがるのが大変。どうしても音痴になる。

そういう難しさをミクさんは何気なく、歌いこなしてしまう。
もちろん、そこには、ミクさんが音楽ソフトだから出来ることもあるけど、このPさんの実力というのか、調教のうまさもあるのでしょう。

楽譜が見たい方は、ぜひゲッカヨ2011年3月号をご購入ください。

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テーマ : ボーカロイド
ジャンル : 音楽

ふわりPさん 5

このシリーズ、4でちょっと止まってしまったのは、4作目の「またあした」が自分にとって非常に思うところが多い曲だったのだけど、実際に購入できる音源がなく、ネットでニコ動とかUチューブを開くしか方法がなかったこともある。もうちょっと聞き込んでコメントを追加したいと思った。

3作目の「ふわりクレヨン」はmp3を購入することができて、iTune で会社のPC、自宅のPC、iPhone、iPad全部にダウンロードしている。先週は、最終原稿の受け渡しとかなんとか外出が多く、移動中も、iPhoneで繰り返し聞いていた。このブログの<ふわりpさん 3>を書いたとき以上にいろいろ発見があって、そのこともまとめて書きたかった。

さらに書くのが止まった理由としては、「またあした」は自分にとって大切な曲というだけでなく、「げっかよ」という雑誌で楽譜が公開されているために、他の楽曲よりも資料が一つ多い。わたしの手元にその「げっかよ」が届いたのはわりと最近のことで、それを元になんとか再現してみたいと画策している途中でもある。スローではじまるので、カラオケバージョンで「うたってみる」もチャレンジしてみた。が、こちらは、見事玉砕。生でながして、生で録音(AudiCityの無料ソフトを使用)したので、音量とかも大変なことになってしまった。もちろん!歌唱力の問題はもちろん!大きいですが。

多くの方達が、「うたってみる」にチャレンジしていて、見るからには、ボカロPさんがネットに公開している「カラオケ」のバージョンをつかって、動画はそのままで、カラオケの音源もそのままで、それに「自分の歌」を重ねているように思える。そういう技術というのか、ソフトとかなんとか、あるのだろうけど、ちっと自分には無理そうだったので、画面で流しながら、AudiCityの録音ボタンをぽっちんして、とにかく「うたってみた」のであります。

歌はほんとーーーに難しい。絶対に音程が変になる箇所が数カ所。これは、ひとえにこのPさんの楽曲作りに端を発するというか、もっと言えばボカロ音楽の秘密の鍵の一つのようにも思える。昔の(60年代、70年代の)多くのシンガーソングライターは、歌詞を書いて、ギターでコードをつけながら「弾き語り」して曲を作っていたと思う。また、音楽のほうが先にできて、それに歌詞をつけるという人もいた。ピアノなど別の楽器でメロディーとコードを作ってしまって歌をのせる人もいた。が、ピアノというわりと子供のころからやってないと難しい(特に和音を作ったり転調などするのは)楽器とちがって、ギターはコードが弾けると曲が弾ける。メロディーは歌う。だから、コードとメロディーが作りやすい。

自分もピアノは弾くけれど、楽譜がないとだめ。かろうじて「ねこふんじゃった」だけは楽譜なしで弾ける。あとは、左(コード)と右(メロディー)がどうも覚えられない。というか、覚えられなかった。だから、完璧に楽譜があればなんとか記憶しないでも、その場で弾くことができるのだが、耳コピーのように知っている曲をふらっと弾くということは難しい。

歌の歌詞があるということは、「歌う」ことが前提になっていて、そういう楽曲は器楽曲とちがって、わりとわかりやすい構成になっている。歌詞に特徴があれば覚えやすい。ギターで歌っているとコードがなっているので、音程が取りやすいという利点もある。

が、このボカロ音楽は、いったいどこでどう転調するのかがさっぱりわからない。機械だから、自由自在に転調が出来てしまうという利点なのだろうか。しかも、人間の声では限界になるほどの音域とか(とくに高音域)が使用されていることが多い。だからといって一オクターブ下げて歌おうとすると今度は下が苦しい。つまりは、普通の人には歌えないような「難しい」曲が出来てしまう。作曲者本人さえも歌えない曲でもできてしまう可能性がある。

それなのに、「難しさ」をちっとも感じさせない。耳障りのいい、とても、きれいなメロディーラインの楽曲であったりする。一昔前の「現代音楽」にあるような不協和音とか、十二音とか、そういう理屈で作った実験的な音楽の不自然さ、もっと言えば不快ですらあるものが、「本当の美」として芸術として評価されていた時代の音楽とは対局にある。心地よさを引き出す楽曲であるにも関わらず、難しい。覚えやすいメロディーであっても、実際歌おうとすると難しかったりするのだ。

もしかしたら、それゆえに、これほど美しく感動的であるにも関わらず、メジャーなヒットソングになりにくいという宿命を持っているかもしれない。メジャーなというのは、テレビのCMやドラマに使われて、町のカラオケ屋さんでみんなが気軽に歌うとか、ライブハウスでコピーバンドがでるとかそいういう意味でのヒットソングになりにくい楽曲のような気がしている。

ボカロについてのわたしの興味はまだはじまったばかりだけれど、もう少しおつきあいいただいて、どなたか識者なり先輩がたのご意見を伺えればと思っています。
コメントお待ちしています。

テーマ : ボーカロイド
ジャンル : 音楽

ふわりPさん 4

4作目だそうです。ふわりPさんの作品を意識して聴くようになったはじめの曲だと思います。
殿堂入りというニコニコ動画の投稿者に与えられる栄誉の一つを獲得した曲でもあり、

「EXIT TUNES PRESENTS Vocalonexus feat.初音ミク」っていうコンピCDのエンディングに収録されているとのこと、実は、このCDまだ入手していないのです。

この作品は、動画のデータによると、2010年10月23日 03:43 にアップとなっていますから、ちょうど1年半くらい前のことですね。わたしがふわりさんの動画を見るようになったのは調度昨年の秋ごろで、多分一周年だと騒いでいたころだったようにも思います。

曲のはじまりのところは、いたってゆったりとしたリズムが気持ちをとってお落ち着かせてくれる。バラードなのだといってもいいのかもしれない。ところが中盤のコーラスがはいるところからだんだんと力強い音が重なり、聞いている方の気分も上昇していく。

長い長い かげの形、、、

ところの曲想はとてもリズミックで前半のメルヘンを思わせる平和な気分から現実に立ち向かうような力強さへと変化してくる。この幸せな気分 + 力強さ という要素は ふわりさんのスタイルではないかと。その点でもこの作品は代表作の一つだと感じる所以です。


さて、ニコニコ動画ですが、画面のコメントはうざかったりするけど、ちらりと横目でみていると、多分まだ中高生みたいな人たちが悩みを書いたりしている。「部活やだけど、、、」なんてね。そして、「ありがとう」

最後にららら。。。というミクさんの声を聴くと、どんな一日だったにしても、今日はぐっすり寝て「またあした」からなにかはじめようって気持ちなる。

最近、ある研修会で講師の先生からいただいた言葉を思い出したので、書いておきます。

今日は、始まりの日。これからはじまる私の人生の最初の一歩。
(かって訳)




ふわりPさん 3

ふわりPさんの三作目。「ふわりクレヨン」

P名のゆらいとなった作品です。
画像は静止画像のスライドショー的なもので、題名にあるクレヨンを意識しているのか、ちょっと幼稚園の子供たちの絵みたいな画像が並ぶ。でも、見方によってはパウルクレーばりの淡い色彩の作品もある。

最後の一こまは、「クレヨン」そのもの。でも、そのクレヨンひとつひとつに色の名前が書いてある。よく見ると知らない色の名前がたくさんある。例えばCactus。これがサボテンのことだっていうのは、知っていたけど、「サボテン色」っていうのがあるのは知らなかった。そんな楽しい発見のある画像もこの動画の見所だと思う。

さて、曲に関して言うと、やっぱり神がかった「ミクさん」の調教。ボカロにありがちな機械くささがない。
それから、結構長い作品だと思うけれど、むやみな繰り返しではなくて、なにか螺旋状に積み重なって行くようなつながりがすごい。(ちょっと,形而上学を思い出してしまったのは、私だけかな)。転調も技も磨きがかかっていて、古典にあるような長調>短調とか、平行度への移動とかじゃなくて、やっぱりこれも螺旋的な上昇。

一番すきな箇所は、

おみやげはないけど
じゃましてみようかな

の間奏前のところ。それから、間奏後の

かわることなく
つづいてく

の箇所のような三連譜の重なりもリズムを変えて、ブレーキをかけているみたいなのがふわりPさん的。

曲の積み上げ方とか、繰り返しとか、調性やリズムの変調、変形、加工とかいままでの楽器をつかった音楽ではなかなか再現されなかった部分がとても21世紀的。

とごちゃごちゃ書いてしまいましたが、いっちばんの特徴は、ふわりPさんの
やさしさ
あたたかさ
涙がでるほどの心地よさ

だと思いました。

ふわりPさん 2

ふわりPさん研究 二日目
これは、第二作だそうです。画像はまた実写の静止画像をスライドショー的に流したもの。沖縄かな?と思うシーンもあったけど、もっと異国風な場面もありました。

今まで見て来たふわりPさんの作品はみな下に手書き風のひらがなの文字で歌詞が出ていたのだけど、この作品には文字がありません。歌詞も多少聞きにくい。曲は透明な音が続くというところも、なにか今まで聞いて来た作品とは違うところがあります。音の積み重なり、どんどん後半に行くにしたがって転調していくというスタイルは最近の作品に顕著な特徴なのですが、この作品ではわりとあっさりと仕上がっているような気がします。


もう少し、他の作品を聞いてから、またもとにもどって聞いてみたい曲です。

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プロフィール

Kei Shirasaka

Author:Kei Shirasaka
単行本は「いいね!ミュンヘン」以降、出してません。紙媒体にするよりは、ブログとか情報はデジタルでいいかな、って思う今日この頃です。しらないうちに人生の半分以上を過ごしています。最初は1年で東京の生活にもどるつもりだったのですけどね。人生わからない。

子どものころから、英語は本当に苦手、白人の方はご遠慮ください!という人でした。海外に住みたかったわけじゃないし、やはり、縁があるというのか、人と自然に恵まれていたからでしょうか。「わたしには」ミュンヘンがいいね!であります。

普段はいたって実用的な本を作っていますが、言いたいこと、書きたいことは山ほどあるので、ぼちぼちと語っていこうかと思っております。

饒舌ならぬ 饒筆 にて失礼いたします。あしからず。

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