翻訳のこと 日本語のこと (序章)
「花子とアン」が話題になっていますが。
わたし子供の頃あまり「本」を読まない子だったので、実は、若草物語あがりでめげで「赤毛のアン」「長くつしたのピッピ」は読んでおりません。ドリトル先生も挫折、「つばめ号とアマゾン号」ではじまるアーサー ランサム全集はかなりはまりましたが、小学校6年までにたしか5巻くらいまでしかいかず(4年くらいでよみはじめ、5年の後半から受験勉強をはじめました)。
中学にはいったら、通学のバスとかで本読んでるだけど「勉強家」>「ガリ勉」>「点取り虫」といわれるのがわかっていたので、あえてよまず。年に一回の夏休みの読書感想文の宿題のみ(つまり中学3年の夏休みまでに3冊)児童文学はもう卒業と読み終えていなかったシリーズもそこで停止。英語はプロフにもかきましたが、大の苦手。外人教師などがおりましたので、ある言葉で欧米人をなじる(そのことばはここでは書けないような差別用語)、上智大学を優秀な成績で卒業、大学院に在籍中に教師であった英語教師には、ジョン万次郎などの教材で反抗。鬼畜米英とはいいませんが、明治期の西洋文明には非常に疑問をもっていました。
そんなこともあって、(いや、英語の成績が悪かったという)翻訳文学とはほとんど縁がなかったのですが、縁あってミュンヘンに住む理由は、英語でだめならセカンドチャンスと第二外国語でがんばろうと思ったこと。しかし、ウチの学科が第二はドイツ語限定みたいなシステムだったので、ドイツ語選択して、あえなく玉砕。(夏休み前に40点)。そのうちに古典ギリシャ語(本当の古典ではなくて、コイネーという聖書時代の言葉)とラテン語を履修して、言葉が面白くなった。という経緯があります。それとは全然別に、第二外国語の「補習」のつもりで行った学校が「塾」じゃなくて、「会話学校」だったのですが、ドイツ人と直接話すのが案外快感だったというのも、きっかけかな。
そんなことで、まあ、学校時代から英語がすばらしくできて、ラジオのFENなんかが楽に聞き取れて、英語のロックが歌える、なんてい人には「あこがれ」というよりは、「嫉妬」にもにたけむったさを感じております。まさに、「花子さん」の女学校時代の部分ですね。(あのドラマの後半は、アンはいつでてくるのだ!と視聴者をじらして炎上商法やってるみたいですが)
いろいろな言葉を使っていると、変に日本語がきになったりします。それで、今、生活のための生業としては日本語教師<も>やっているので、そのあたりのことも書いていこうかな、と思います。そろそろ新学期もはじまるし。(ドイツは夏休み後が新学期。州によってはじまりがちがいますが、今仮の宿のテューリンゲンはあさってからはじまります。町にはぴっかぴかの一年生をお祝いするグッズが、、あ、これは歳時記に書きますね)
わたし子供の頃あまり「本」を読まない子だったので、実は、若草物語あがりでめげで「赤毛のアン」「長くつしたのピッピ」は読んでおりません。ドリトル先生も挫折、「つばめ号とアマゾン号」ではじまるアーサー ランサム全集はかなりはまりましたが、小学校6年までにたしか5巻くらいまでしかいかず(4年くらいでよみはじめ、5年の後半から受験勉強をはじめました)。
中学にはいったら、通学のバスとかで本読んでるだけど「勉強家」>「ガリ勉」>「点取り虫」といわれるのがわかっていたので、あえてよまず。年に一回の夏休みの読書感想文の宿題のみ(つまり中学3年の夏休みまでに3冊)児童文学はもう卒業と読み終えていなかったシリーズもそこで停止。英語はプロフにもかきましたが、大の苦手。外人教師などがおりましたので、ある言葉で欧米人をなじる(そのことばはここでは書けないような差別用語)、上智大学を優秀な成績で卒業、大学院に在籍中に教師であった英語教師には、ジョン万次郎などの教材で反抗。鬼畜米英とはいいませんが、明治期の西洋文明には非常に疑問をもっていました。
そんなこともあって、(いや、英語の成績が悪かったという)翻訳文学とはほとんど縁がなかったのですが、縁あってミュンヘンに住む理由は、英語でだめならセカンドチャンスと第二外国語でがんばろうと思ったこと。しかし、ウチの学科が第二はドイツ語限定みたいなシステムだったので、ドイツ語選択して、あえなく玉砕。(夏休み前に40点)。そのうちに古典ギリシャ語(本当の古典ではなくて、コイネーという聖書時代の言葉)とラテン語を履修して、言葉が面白くなった。という経緯があります。それとは全然別に、第二外国語の「補習」のつもりで行った学校が「塾」じゃなくて、「会話学校」だったのですが、ドイツ人と直接話すのが案外快感だったというのも、きっかけかな。
そんなことで、まあ、学校時代から英語がすばらしくできて、ラジオのFENなんかが楽に聞き取れて、英語のロックが歌える、なんてい人には「あこがれ」というよりは、「嫉妬」にもにたけむったさを感じております。まさに、「花子さん」の女学校時代の部分ですね。(あのドラマの後半は、アンはいつでてくるのだ!と視聴者をじらして炎上商法やってるみたいですが)
いろいろな言葉を使っていると、変に日本語がきになったりします。それで、今、生活のための生業としては日本語教師<も>やっているので、そのあたりのことも書いていこうかな、と思います。そろそろ新学期もはじまるし。(ドイツは夏休み後が新学期。州によってはじまりがちがいますが、今仮の宿のテューリンゲンはあさってからはじまります。町にはぴっかぴかの一年生をお祝いするグッズが、、あ、これは歳時記に書きますね)
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